浮かず沈まず七十五日

オチのない日々が綴られます。

知らない誕生日

日付が変わってからすぐ、隣のアパートが騒がしくなりました。
誰かの誕生日だったらしく「おめでとう」の言葉が飛び交い始めました。

その頃、録画した番組をぼーっと見ていたので、突然の大音声に驚きました。
多少の苛立ちを覚えましたが、とても楽しそうな雰囲気で羨ましく思いました。

しばらくの間、男女のにぎやかな声が乱れ飛んでいました。